イギリスの湖水地方というと、ピーターラビットのビアトリクス・ポターとか、詩人のワーズワースとかが、観光客の方々には有名でしょう。残念ながら(?)我が家の男性陣はそんな観光スポットよりももっぱらトレッキング。50年代か60年代ぐらいにアルフレッド・ウェインライトという人が書いたガイドブックをもとに今年はこのルートにしようとか今度はこの山に登ってみようとか。実はこのウェインライトの湖水地方ガイドブックはロングセラーで、私たちは出版50周年記念バージョンの本を10年以上前に買いました。本のタイトルはA Pictorial Guide to the Lakeland Fellsで、7冊のシリーズになっています。この本のすごいところは、彼自身が描いたイラストです。彼のすすめるルートを歩いていくと本当に今でもその通りの光景が残っているのです。
私は今回はウォーキングは参加せず、湖を見て癒されていました。
今年泊まったのはアンブルサイドという街。15年以上も前に泊まった同じホテルにしました。当時も素敵なホテルでしたが、現在はオーナーが変わって、部屋も食事もすごくアップデートされていて快適な滞在でした。写真はホテルの一角。湖水地方についての本の上で虫眼鏡を抱えているウサギちゃんに目がくぎづけになってしまいました。
Rothay Manor Hotel
Ambleside, Cumbria, LA22 0EH
ホテルのウェブサイトはこちら。http://rothaymanor.co.uk/
ウィンダミア湖にも歩いて行ける距離で、ある日の午後はボートでボウネスまで行って、丘の上にあるローラアシュレイホテルのThe Belsfieldで湖を眺めながらお茶をいただきました。ローラアシュレイのカタログそのもののようなインテリアでとても優雅な気持ちに。
アンブルサイドへ戻って湖の周辺を散策。ローマ遺跡なのに放牧されている牛たちが当然のように草を食べているのがなんとものどかな湖水地方です。
この地方で採石されるスレートで出来た石垣。簡単に越えられるように階段になっています。
私は今回のホリデー中に刺繍のワークショップに参加するという目的がありました。湖水地方に伝わるラスキンレースと呼ばれる刺繍です。長くなりそうなのでラスキンレースに関してはまた別の記事にして書きたいと思います。
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