2018年6月16日土曜日

ロイヤルウェディング裏話

英国のプリンス・ハリーとメーガン妃のロイヤルウェディングから4週間たちました。もうすでにいろいろな公務で大忙しのおふたり。
(ロイヤルウェディングの写真は全くないので、代わりにハンプトンコートパレスのローズガーデンの画像をどうぞ)

ご婚約が決まってからというもの、「王立刺繍学校がメーガンのドレスの刺繍をするんですか?」と何度質問されたでしょうか。7年前にウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディングで王立刺繍学校がアレキサンダー・マックイーンのドレスに刺繍をしたことが再び注目を集めたようです。
スタジオにもいろいろな取材が来ました。どのテレビ局も一応は「こういった番組の内容で。。。」というような口実(?)がちゃんとあるものの、「ところで何か大きなプロジェクトに取り組んでいるんではないんですか?」と聞いてきたり、「キャサリン妃のドレスのときの話を取材に来たけれど、ホントのところ、メーガンのドレスは?」などと直球で質問がきたり。
たくさんの人々にお伝えしましたが、あらためて申し上げると、今回のロイヤルウェディングでは、王立刺繍学校はドレス制作になにもかかわっていません。あのシンプルでエレガントなドレスはジバンシィのもの、コモンウェルス(英連邦)51か国の国花が刺繍されたというヴェールもジバンシィのチームが制作したのです。
つい最近久しぶりに連絡を取り合った友人から「アメリカのテレビに出ていたね」と言われてびっくりしました。そういえば、ロイヤルウェディング関する番組でのインタビューが行われているときに、スタジオで刺繍をする私たちが黒子のようにぼやけた状態ですがバックグラウンドで写っていたようです。自分の記録になるので、リンクを貼ってここに残しておきたいと思います。アメリカのPBSというテレビ局、日本でいうとNHKみたいな感じのところです。お時間のある時に見てみてください。遠く離れてなかなか会えない方々へ近況報告代わりに私の職場の雰囲気をちらっとでもお伝えできればそれだけで嬉しいです。








にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 刺繍へ
にほんブログ村

2018年6月9日土曜日

王立刺繍学校で動物の刺繍展

ずっと放置状態だったブログ。久しぶりの投稿です。
現在、私の勤務する英国王立刺繍学校の刺繍スタジオにおいて、Animals in Embroideryという動物の刺繍展が開催されています。


刺繍の技法はシルクシェーディングだけでなく、クルーウェルワーク、キャンバスワーク、ブラックワーク、ゴールドワークなどで、いろいろな動物の刺繍を見ることができます。この刺繍展は今年の12月まで開催されていますが、入場するには事前に予約する必要があります。詳しくは、王立刺繍学校のウェブサイトのページへどうぞ。リンクはこちら。


私がまだディプロマコースに在籍していたころに制作した小鳥のロビンのシルクシェーディングの作品も貸し出してほしいという要請をうけて、展示させていただいています。なにか作品に関して一筆書くように、との指示で、次のように書きました。

「ロビンは我が家の庭によく遊びに来て、私を幸せな気持ちにしてくれます。もしもこのロビンの刺繍作品がほかの人たちにもささやかな幸せを運んでくれるとしたらどんなに素晴らしいでしょう。」

いろいろな動物のさまざまな作品が展示されています。ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

ブログ村に参加しています。下のバナーをクリックしていただけると、とっても励みになります。応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 刺繍へ
にほんブログ村