2017年2月17日金曜日

新しいリボン刺繍の本

刺繍というと、ごく一般的にコットンの25番刺繍糸でするもの、という意識がありますが、普通の刺繍糸以外の材料を使う刺繍もあります。イギリスの伝統刺繍のひとつゴールドワークはメタル素材を使いますし、ジェームス1世の時代に流行ったと言われるジャコビアン刺繍はウールの糸を使います。今日ご紹介するのはリボンを使ったリボン刺繍。

仲良くしていただいている王立刺繍学校の先生ソフィーが新しくリボン刺繍の本を出版しました。Ribbonwork Embroidery: Techniques and projects by Sophie Long

(Photo credit: Sophie Long)

表紙になっているハートのリボン刺繍に取り組んだことがあります。私が運営しているKew Stitch Club の特別ワークショップとしてソフィー先生をご招待したのです。

ワークショップ当日はハート形の半分しか刺せませんでした。残りは自分で!

リボンを使う前にまずは25番刺繍糸で葉っぱをステッチ。

リボンはシルクリボンで、デリケートな風合い。ステッチの種類によってはかなりのボリュームがでます。この立体感がなんとも可愛い感じです。

ソフィー先生のキットにはスパングルがたくさん入っていましたが、私はあんまりキラキラしたのは好みでないので、控えめに施しました。

この新しいリボン刺繍の本の出版記念イベントが明日開催されます。

Sophie Long Ribbonwork Embroidery Book Lauch

日:   Sat 18th February, 2017
時間:  11:00 – 14:00
場所:  The Sunbury Embroidery Gallery
     The Walled Garden, Thames Street, 

     Shepperton, Sunbury-on-Thames, Surrey 
     TW16 6AB United Kingdom

お近くの方はぜひどうぞ。ソフィーに会えるし、サイン入りの本を購入できます。私も明日行こうと思っています。


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2 件のコメント:

  1. 初めまして。
    小学校の時5年と6年で習っただけの知識に自己流の刺し方で今はウクライナの模様に取りつかれている
    1月に87才になったばーばでございます。
    イギリスでご活躍との事うらやましくつい2日から拝見しております
    今日は時間が有ったのでゆっくりと拝見しておりましたところ、布を撒いた刺繍枠に気が付き、コメントさせていただきました。
    小学校の時に私が使った刺繍枠は母が布を撒いてくれたものだったことを思い出しました。
    今は中の枠には布を撒いて居ますが外枠と言うより外枠が当たる所にはレジ袋の綺麗な物で輪を切り抜き使い捨てにしております。布を撒いている時に好く針を刺す粗忽ものだったので。
    でも布巻の美しさを再発見しましたので、物によっては布巻にしようかと思いました。
    又イギリス式の刺繍を拝見に伺わせていただきます。

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  2. 谷間のゆり様
    コメントありがとうございます!小学校の時にお母さまが布を巻いてくれた刺繍枠を使っていらしたというお話、とても心にしみました。私は布というか、コットンテープだったりバイアステープだったり端切れだったりいろいろですが、刺繍枠には内側も外側も巻くようにしています。そうすることで、刺繍をする布がピンっと張ったままズレないからです。谷間のゆりさんのブログも拝見しました。エッグアートが素晴らしくて思わず画面を拡大してじっくり見させていただきました!私は最近ブログ更新サボっていましたが、頑張って写真をアップしますので、また遊びにいらしてくださいね!

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